日常

2018年4月 3日

動物作家の愉快な仲間たちと多摩動物公園へ

動物作家の愉快な仲間たちと多摩動物公園に行ってきました

ここに来るのは学生のとき以来なので数年ぶり 

天気予報では横殴りの雨ということで、代案の水族館ツアーになるかと思いきや、超快晴↑↑ 
すごく象やキリンが見たい気分だったのでよかった! 
 
まずは速攻でキングチーターの元へ
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チーターの変異種のキングチーターは体色の黒い部分が多く、希少な動物ですが、ガラス越しに間近に見ることができます 
(もっと珍しさを押し出してもいいと思います!多摩動物公園さん!) 
 
チーターのお隣のライオンゾーンは工事中でした 
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以前はこの中をバスで通れて、ライオンをめっちゃ近くで見れて楽しかったな  
 
こちらはアフリカゾウ、アコ 
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チーキと砥夢 
同じメスのアコとチーキでも体型が随分と違って、年下のチーキの方がずんぐりとしてて、おばあちゃんみたいな体型してました 
 
こちらはアジアゾウ 
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園の奥の方にひっそりといましたが、現在新アジアゾウ舎を建築中のようで、完成が楽しみです 
一緒にいたのがリアル系の動物作家なので、アジアゾウよりアフリカゾウの方が特徴ひろって作りやすそうだよねとか、いろいろ発見しながら園内を回れて有意義でした  
 
ペリカンを見ていると裏からニュッと現れたキリン 
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ライオンキング的な神々しさがある 
 
裏に回ってみると、キリンがうじゃうじゃいる! 
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子供もたくさんいて壮観でした 
 
餌を取ろうと必死なチンパンジー 
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屈む姿が可愛い 
 
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哀愁‥  
 
あくびをするインドサイ
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ここは僕が多摩動物公園で一番大好きな『昆虫生態園』 
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よく手入れされた緑と花と、たくさんの蝶たち‥まるで桃源郷のようです 
 
葉の裏に張り付いたイシガケチョウ
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上から見ると割れたガラスのように美しい蝶でした
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多摩動物公園はピクニック気分で園内を歩きながら、タスマニアデビルやキングチーターのように珍しい動物や、迫力あるゾウやネコ科など多くの動物が見れるし、頂上からはこんな絶景‥‥ 
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自信を持ってオススメできる動物園です! 
 

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2017年10月13日

『鯨グッズ展2017in上野』に出展いたします&しばらく休止していた理由

 
まず! 
半年ほど作家活動を休止し、しばらくSNS等で沈黙しておりました。  
出展予定だった展示も見送ってしまい、もう訳ありませんでした。 
 
元々自分が鯨類に対して感じた感動を形にしたくて造形を始めたのですが、いつしか人に見てもらうために展示をしたり作品を作るようになっていました。 
そして、少しづつ自分の情熱が薄れているのを感じていたころ 
今年のはじめ、一番作品を見てもらうのを楽しみにしていた方が亡くなり、僕の創作意欲は一気に無くなってしまいました。 
 
 
 
沈黙中、まったく物作りをしていなかったわけではないのですが、東京和歌山で予定していた展示はキャンセル、『真鯱』としての作家活動はしばらくお休みして、創作とは関係のない仕事をしたりしていて、こういう生活も悪くないものだな‥と思っていたところなのですが。。 
 
年に一度の鯨グッズ展が近づき、『あっ展示したいな』と思い、今回1年ぶりに展示することにしました。 
 
鯨グッズ展が僕にとって特別なのは、とにかく会場が鯨愛で溢れているからです。
例えば超有名鯨類博士の大隈清治先生と、孫くらいの年齢のなんちゃって鯨類作家の僕が鯨の話をして楽しい時間が和やかに過ぎていったり
年齢や立場を超えて、『鯨大好き』というシンプルな感情で人が繋がっていくのです。
 
 
誰かのためではなく 
情熱を吐き出すつもりで創作していくことが僕にとって大事だと気づくことができました。
もう会えない恩師に心から感謝しています。
 
 
今回の会場は上野。
僕は今回は新作もないので、作品展示はほどほど目でごめんなさい。
その代わりにコツコツと集めた『真鯱の鯨の垢コレクション』と『鯨種わかんないから先生たちに同定してもらいたい鯨骨』を並べます。
 
 
のんびり鯨談義ができれば!と思っているので、皆様ぜひ、どんどん声かけてください。 
 
『鯨グッズ展 2017』
2017年10月14日
12:30-16:30(入場無料)
お宝が手にはいる可能性のある鯨オークションは15時までに投票してください!
会場:TKP上野駅前ビジネスセンター3階(常陽銀行となり)
住所:〒110-0015東京都台東区東上野3-18-6第一吉沢ビル
交通:・地下鉄銀座線・日比谷線 上野駅 2番出口 徒歩1分
        ・JR上野駅 広小路口 徒歩2分  ・京成線 京成上野駅 徒歩5分
    (エレベータ利用の方は、地下出口2番近くの「昭和通り側エレベータb」が便利です
 
Huk
 

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2013年12月25日

水族館でおなじみ鯨類製作中

 
この厳しい寒さの中、冬眠欲に負けそうになりながらも細々と新作作ってます
『ベルーガ、ハナゴンドウ、+??』 
 
ベルーガは全身の表情が豊かなので、サクサク進行してます
Be   
 
 
ハナゴンドウ、手探りながらも今のところイイ感じ
早く体の傷模様を作り込みたい
Ha_2   
 
 
+??は、出来たらいいなみたいな感じです
難しいので、のんびり作ってます
Photo
 
 

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2013年11月11日

なまけっと(生きものまーけっと)を通して感じたこと

なまけっと(生きものまーけっと)、ありがとうございました!
そして報告遅くなりました。いろいろ嬉しいこと、感じたことが多すぎてうまく言葉にできず、沈黙していました
いつもBlogでは情報をそぎ落とし、分かりやすく書くようにしていますが
今回は普通につらつらと書こうと思います。

 
まず、すごい人の数でした!
なかなか前に進めないくらいの人数で、会場はかなり暑かったようです(いろいろな意味で)
うちは窓際だったので、涼しくて快適でした
計算では1400人くらい?来たらしいですが、もっと多いみたいです
 
 
対面イベントは初めてだったんですが、思っていたよりもバンバン声かけていただいて嬉し楽しかったです
Twitter見てくれてた方多かった〜!
真鯱ブースが今日の本命と言ってくれる人もいて嬉しかったな〜
 
 
写真を何枚か
(この日、写真を撮って記録を残すという概念がほとんどなく(要するに忘れていた)あまりいいレポート写真はありません) 
 
Nam  
 
Nam3  
 
Num6_2  
 
Nam2
 
 
家のシャチのポッドもスーツケースで移動 
Img_3397
 
 
ゲットしたもの
クジラの尾椎 
B 
Img_3457
茨城の波崎というところにあったそうですが、種類が分かる方いらっしゃいますか?気になります……大きさは10cmほどです 
 
 
自分のブースが気になって会場ほとんど回れませんでした
でも鯨骨……高まる〜!! 
 
 
来場された何名かの動物造型師さんとも話したり、作品を見せていただけたりして、とっても勉強になりました
『いいものを作る人』『魅力的な仕事をしてる人』達に感じるのは、スキルもキャリアもすごいあるのに対等に話してくれたり、新参者な僕にも謙虚に接してくれる人が多い。心から尊敬するし、そうゆう大人になりたい。
こんな人たちに出会えるから物作りの世界が好きだったりもする。
イベントのときにしか話せないのは物足りない、もっと話してみたい
 
 
この日、以前鯨類フィギュアを買ってくれた小学生の男の子も遊びにきてくれて、ものすごい数の鯨類フィギュアコレクションのアルバムを見せてくれました
彼が紙粘土で作った『オキゴンドウ』や『マッコウクジラ対ダイオウイカ』たちは、難しいはずなのに特徴をよく捉えていて、とても上手でした
全部写真に撮らせてもらえばよかった‥…
いろんな人に見てほしいくらい素敵なアルバムでした
 
(彼のマッコウクジラ対ダイオウイカ) 
Num5
 
 
 
最近、自分より若い人たちが僕のフィギュアを見てくれる機会が増えてきて、
正しい知識に基づいて、『動物フィギュア』を作ることの責任も感じはじめています
実物を縮小している以上、フィギュアとして成立させなければならない部分がある
(博物館などに収容させるものではなく、工芸品や趣向品としての意味で)
でも嘘はつきたくない 
 
人によって僕のフィギュアはリアルすぎたり、オリジナルすぎたり、ぴったりのバランスだったり、いろいろな受け取られ方をしていくことでしょう
 
ただ、自分の感覚はいつまでも信じていたい
 
 
 

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2013年9月13日

シャチのiPhoneケース作ってみた

シャチのiPhoneケース作ってみました

 
Orcase1_2
背びれが曲がってるのは、iPhoneケース的に丈夫で握り心地がいいから
僕が水族館のシャチが好きだからというのもあります  
 
Orcase2_5  
 
Orcase3_3
 
Orcase4
 
Orcase5_3
 
 
販売の予定は今のところありませんが、要望たくさんいただければ挑戦したいと思ってます。
 
 
 
 
欲しいものがなければ自分で作ってしまうタイプなんで試しにやってみたら、いい線いってしまいました‥‥(自画自賛)
 
最近ジオラマのように空間を持ったフィギュアに興味があって、初めて水面の表現に挑戦しました
もっと練習していろいろな表現を見つけたい
 
 
 
 
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製作中の一コマ
これに塗装をした後、ヘビーグロスミディウムで波を作り、最後にブレンテッドファイバーで白い波をつけました 
塗装なしも抽象的で、ちょっとかっこいいー!  
 
 
 
 

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2013年9月12日

深海展&新作はマッコウクジラ+?

夏休みが終わったのを見計らって国立科学博物館:特別展『深海』に行ってきました

 
しんかい6500実物大模型 
Sinkai2_3
兵器萌えというか、男の子心くすぐられる感じ
 
 
 
ダイオウイカ
Sinkai1_2  
新作に向けて、ダイオウイカの触手を観察
映像見た感じだと、腕の断面は4角形に見えるような気がしました(あってるのかな?謎〜!)
触腕の断面は、やっぱ円??
(造形家的な希望だと、多面系であってほしい、だってかっこいいから‥‥)
 
 
 
マッコウクジラ 
Sinkai3_2
これ数年前の『海の哺乳類展』にもあったと思うけど、ほんと大きいし骨格本物使ってるから迫力ハンパない
 
 
 
屋外のシロナガスクジラ実物大模型
Sinkai4_2  
かの有名なシロナガスクジラ模型、改修されて目が塗装から義眼に!
ものすごくリアルで魅力倍増、上野にはこれだけでも見に行く価値がある
 
 
 
自分へのおみやげ
Sinkai5_2
ダイオウイカBとソデイカ(立体カプセル百科事典/NHKスペシャル 世界初撮影! 深海の超巨大イカ)
ソデイカをラインアップに持ってくるあたりにセンスを感じました
シャチは松村しのぶさんが原型だけあってすばらしいクオリティ
 
 
 
 
 
『深海』を見に行った理由の一つに、今製作中の新作にあります 
 
 
Makk_2
今回はズバ抜けて超大型、なので芯にスチロールを使ってなるべく軽量にします
これを削って形にしていきます
 
 
Makk2_2
削って少し粘土を盛りはじめました
骨格図を描き込んで、無理のない姿勢を意識
 
 
Makk3_4
とりあえず全体に粘土を盛りました
まだまだ先は長そうですが、久々にシャチ以外の物を作っているので楽しい
これは11月2日に浅草橋で行われる『生きものマーケット(なまけっと)』で展示するものなので、おいっきり自由に作るつもり!!
 
 
Makk4_3
これに『あの生物』が絡んできます
生々しく、そしておどろおどろしく!! 
 

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2013年4月 1日

リヴァイアサン

まずはこの写真をご覧ください‥‥‥

R_2
これは5年程前、シャチが未来、進化したらどのようになるんだろうと想像しながら作った深海適応バージョンシャチなのですが 
 
最近、あるものに似ている?!と気づきました
それは
 
 
近年発見されたと聞くリヴァイアサン・メルビレイ (Livyatan melvillei)
1200万年前に生息していたマッコウクジラの仲間だそうで
ざっくりいうと、大型鯨を捕食するすごい大型鯨、という感じでしょうか‥‥
シャチも大型鯨を捕食しますが、このリヴァイアサン・メルビレイはずっと大きかったようです 
 
この粘土作品を作った当時はその存在を知りませんでした
数年後に似ていること気づき、自分プチ超能力者かもしれない〜、って思いました
 
原型、大事に残していこう
 
 
 
 
そして予告です
Ma_design_2
原型は完成、あとは型取りのみ
鋭意製作中です! 
 
 
 
 
 
 
 

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